■日時:2009年12月5日(土)open 19:00 start 19:30 ■会場:旧グッゲンハイム邸(JR/山陽塩屋駅徒歩5分) 〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17 ■料金:予約 ¥2,000 当日 ¥2,500 ■予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸事務局 TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033 E-mail : guggenheim2007@gmail.com ※ ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。 http://www.geocities.jp/shioyag ■共催:塩屋音楽会 酒井俊(歌) 1976 年、伝説のJAZZ CLUB「ミスティー」でジャズ・ヴォーカリストとしてデビューしセンセーショナルな反響を呼ぶ。翌年レコードデビューするが、3年弱の活動を経て渡米し、歌手活動を休止する。その間に坂本龍一等との録音を含む、3枚のアルバムを残す。2年間のマンハッタンでの生活の後、帰国して結婚・出産・子育てと、歌いたいという思いとは無縁の充実した時間を過ごす。しかし、子供が小学校に入る頃には再びステージに立つ決意をし、「愛燦燦」と「買物ブギ」の2曲の日本語の歌をレパートリーに入れて復帰後のライブから歌う。今では日本語の歌をジャズのライブハウスで歌うことは一般化しているが、当時は想像以上の困難を伴いながら歌い続けていた。それ以降もスタンダードを中心に、ジャンルを問わず自身の思いに忠実に歌いたい歌を歌い続け、阪神大震災の後に生まれた「満月の夕」と運命的な出会いを果たす。この「満月の夕」を歌い始めたときも周囲の風当たりは強く、一部では同じように歌い始めていた童謡と同じように色物として受け取られさえもした。しかし、その後何年にも渡って毎夜毎夜歌い続け聴衆とともに「歌」を育んできた結果、2003年には「満月の夕」が第45回日本レコード大賞企画賞を受賞するに至り、数回に渡るNHKテレビへの出演や連続ドラマへの挿入歌の提供等、メディアを通じても新たな聴衆を獲得してきた。同時に、2004年辺りからそれまでの活動を見直し、新たな音楽と歌の可能性模索しながら従来の音楽のあり方から大幅に変化すべく、即興演奏や民族音楽の影響や古いトラディショナルへの傾倒を反映しつつ、音楽シーンを形成する豪腕演奏家たちと終わりのない共同作業へと移行している。これまで以上にジャンルの枠から自由になり、現在は“酒井俊の歌”としか呼べないような歌へと変貌を遂げる過程にある。その結果、都内近郊では音楽を聴き漁っている耳の肥えた聴衆に対しても強く訴求するようになり、以前から老若男女問わず受け入れられていた歌が、子供からお年寄りまで音楽を普段聞かないような方々にますます強力にアピールする歌へと変遷している。地方や普段ライブの行われないような場所で地域住民を前にして歌った後の客席の号泣と熱狂がすべてを物語っている。本人は、これからも呼ばれるがままに場所を問わず、全国どこへでも足を運び、歌い続けていく所存である。 太田惠資(ヴァイオリン) 56年熊本生まれ。5歳からヴァイオリンを始める。83年上京し、作編曲家として出発。これまでにCM、映画、演劇、ファッションショー等の音楽を数多く手掛け、ヴァイオリンでのジャズ、民族音楽の即興演奏を得意とする。スタジオやライブではあらゆるジャンルをこなす貴重な存在で、映画・映像など様々なアーティストやタレントの作品に参加すると共に、その特異な風貌からパフォーマンス・アーティストとして舞台に立つこともある。「MASARA」、「渋さ知らズ」、「シカラムータ」、「黒田京 子トリオ」を始め所属するグループ、バンドは実に20にも及ぶ。
by shioyagu
| 2009-12-05 19:30
| 塩屋音楽会
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