「旧グッゲンハイム邸」100周年記念イベント 築100年を迎える神戸塩屋の洋館「旧グッゲンハイム邸」を会場に、人間のいとなみと自然・環境を考える、学びと気づきの場をみなさまと共有します。主催団体の「神戸を耕す会・垂水」は、「市民活動は地域の文化 地域で市民が集まりお互いの知恵を絞り、まちを変えていこう!」という思いを形にするため、2002年にスタート、昨年には70回を迎えました。 神戸大空襲を題材に、地元須磨区の高校生たちが自主製作したドキュメンタリー、「忘れない・1945・神戸(10分)」を同時上映します。また、上映会終了後、ハンセルの設計によるコロニアル・スタイルの本館前日本庭園にて、姫田忠義さんを囲む交流パーティーを開催します。 ■日時:2009年9月5日(土)13:00開場 ■料金:上映会&トークイベント参加費:500円 交流ガーデンパーティー参加費:1,000円 ■参加申込・問合せ先:tel / fax 078-751-2853(神戸を耕す会・垂水:恩田) ■主催:神戸を耕す会・垂水 〈プログラム〉 13:30~ 作品1「忘れない・1945・神戸」(10分) (休憩10分) 作品2「合掌造り民家はいかにして生まれるか―技術伝承の記録―」(42分) 作品3「諸鈍シバヤ ―鹿児島県加計呂麻島諸鈍―」(37分) (休憩10分) 15:30~ 姫田忠義さんトーク 17:00~ 交流ガーデンパーティー(雨天時は屋内開催) (18:30 頃終了予定) 〈姫田忠義(ひめだ ただよし)プロフィール〉 1928年9月10日、神戸市兵庫区和田岬に生まれる。神戸高等商業(現兵庫県立大学)卒。住友金属の社員から新劇を志して上京、その後、民俗学者宮本常一の弟子となる。NHKテレビの人形劇の脚本などを書くかたわら、1961年からは映像による民族文化の記録作業を開始。1976年民族文化映像研究所設立。以来、同研究所所長。1981年より、民映研作品の上映会と参加者の対話の会とをミックスさせた集会「アチックフォーラム」を同研究所内で開催。2009年で28年目(1981年の開始時当日は、宮本常一の葬儀の晩。みな喪服で集まって開始した。以来20年以上、毎週1回開催。2001年からは毎月第2、第4土曜日となっている。Attic(アチック)とは、「屋根裏」という意味。そしてForum(フォーラム)とは、公会広場・集会所という意味)。 2008年現在、民映研の製作した映画作品は119本。ビデオ作品は150本を超えるが、その大部分の脚本と演出を姫田が担当。2003年からは紀伊國屋書店並びにポルケとの共同制作で映像民俗学シリーズ「日本の姿」(2008年現在第7期全31巻)をリリース。大学などの集中講義などで活用され、上映と講演を一体化させた姫田の手法は好評をはくしている。 徹底したフィールドワークを基礎とするその活動は、日本記録映画史においてもユニークな立場を築き、海外の研究者からは「映像人類学」と捉えられている。フランス・コレージュ・ド・フランスとの共同作業やハーバード大学での講演・上映会など、姫田忠義と民族文化映像研究所のフィルムは世界各地にも出かけている。 「アチックフォーラム」の参加者出身で、のちに民映研スタッフに加わり、現在記録映画の世界で活躍する人物は多数。柴田昌平<ドキュメンタリー映画「ひめゆり」監督>、吉野奈保子<NPO法人樹木・環境ネットワーク協会・文科省によるプロジェクト、森の“聞き書き甲子園”実行委員会代表>など。 同研究所事務局長の小泉修吉(環境テレビトラスト日本委員会(TVEジャパン)委員長)の妹は、滋賀県環境生活協同組合理事長、NPO法人「菜の花プロジェクトネットワーク」代表の藤井絢子。 【主な受賞歴】 1989年 フランス芸術文学勲章オフィシエール受勲 1998年 第7回日本生活文化大賞個人賞 2006年 伝統文化ポーラ賞優秀賞 2007年 日本建築学会文化賞
by shioyagu
| 2009-09-05 13:00
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